せっかく出した決断をのちのち後悔しないためには、獣医師と十分にコミュニケーションをとることが重要でしょう。. 化学療法(抗がん剤)に対する反応性は比較的良いとされますが平均4ヶ月程度です。 ・令和元年5月12日 内視鏡検査により、高分化消化器型リンパ腫の診断を受ける。 この時の体重は4㎏ほどまで減少していた。 ステロイド錠 1錠/日で2週間経過観察 ・令和元年5月26日 血液検査ではtp(総蛋白)の値が高めに出る。 リンパ腫って何?癌なの?治療で治るの?必ず再発すると言われたけど…。 発生頻度は15~45%です。 このリンパ腫の発生する猫の多くが猫白血病ウイルスに感染しており、若齢で発症します。, 前述のリンパ腫に比べると発生頻度としては低いですが、腎臓や肝臓、脳や皮膚にもリンパ腫が発生することがあります。 Copyright © 2017-2020 猫が悪性リンパ腫に!闘病ブログ All Rights Reserved. しかし、抗がん剤に比べるとステロイド剤(内服薬、注射)は数十分の一程度です。 最近は室内外の猫が増えていることもあって昔に比べ猫の寿命も延びており、 寛解に持ち込めれば、再発するまでは生活の質を保ったまま生活することもできます。 発生部位によって縦隔(じゅうかく)型、消化器型、多中心型、節外(せつがい)型(中枢神経系、腎臓、皮膚、鼻腔、眼)に分類されます。, 縦隔と呼ばれる左右の肺と胸椎、胸骨に囲まれた空間にある前縦隔リンパ節や胸腺に腫瘤ができ、胸水がたまります。 低悪性度の場合は飲み薬のみで長期生存可能です。(平均20ヶ月), 犬では80%以上を占めますが猫では発生頻度は20~40%です。 経済的な問題で愛猫の寿命を縮めないためにも愛猫が元気なうちにペット保険に加入することが大事. 高悪性度のタイプは、化学療法(抗がん剤)に対する反応性はあまり良くなく、予後は不良と 「先週は、〇〇〇円だったけど、今週は倍近くかかった!」ということもよくあります。 ただし、効果はあまり長続きせず長期の連用では、徐々に効果が落ちてきますし、副作用も出やすくなってきます。 2017年10月11日、再び東京大学動物医療センターへ行ってきました。病理検査の結果をきくためです。ティアラを連れて、また電車でゴトゴト…鳴いたりせずに大人しくしてくれていました。, ティアラは仔猫の時から、電車でもバスでもタクシーでもお利口さんしててくれます。これは本当に助かりますね。今回は上野駅から往復タクシーにしました。, 11時30分の予約だったのに、10時50分には到着してしまいました。「すみません、早く着きすぎちゃいました…」と受付で言ったからか、11時には呼んでくれました。, 前回の検査からの2週間、どんな様子だったか研修医のS先生とお話ししました。体重を量ると「2.84kg」でした。前回は3.05kgくらいだったので200gも減っている!!!, 人間でいうと2kg相当ですよね。内視鏡検査のダメージで食べない日が続いたからだと思いますが、「体重が減るようならガンの可能性がある」という言葉を思い出しました。, そしてS先生は念入りにティアラのカラダを触診していました。前回はなかったこと…診断結果に何か関係あるのでしょうか。イヤな予感がします…, またしばらく待たされた後、今度は主治医のY先生とご対面です。緊張ぎみの私に「お久しぶりです!」とさわやかな笑顔で迎えてくださいました。, モニターには病理検査の結果が映し出されていました。結果はなんと…「大細胞性リンパ腫」です。「高悪性度」とか「低分化型」ともいわれる、進行の早い悪性リンパ腫です。, 私は最初聞き間違いかと思いました。Y先生も地元の先生も、もしもリンパ腫なら「小細胞性(低悪性度/高分化型)」だろうという診断だったからです。, 大細胞性リンパ腫の場合、無治療なら余命1~2か月、抗がん剤治療で5~6か月だそうです。ティアラは症状が出てから、もうすでに6か月経ってますよ?!, 「ティアラの場合、臓器に異常はない。しこりもない。軽症だと思う」とY先生。さっきのS先生が念入りにチェックしていたのは、しこりだったんですね…, まさかの診断結果にショックを受けましたが、次は治療をどうするかを決めなくてはなりません。またもや難しい選択です。, まず決めるのは抗がん剤治療をやるかやらないか。やらない場合は緩和ケアとしてステロイドを投与します。ステロイドの効果は2~3ヶ月とのこと。, 抗がん剤治療については、一般的に行われている多剤併用療法と飲み薬の2種類あると言われました。多剤併用療法は20週にわたり注射を打ちます。飲み薬は月一回飲むだけですが、副作用を抑えるための薬は毎日必要になります。, 今までは「苦しい思いをさせるくらいなら緩和ケアでいい」と思っていた私ですが「やっぱりもう少し一緒にいたい」という欲が出てきてしまいました。, 先生の「軽症です」の言葉に「治療をすれば限りなく寛解に近い状態になれるのではないか」という希望が出てきたのです。無治療で半年も頑張ってるティアラはすでに奇跡ですから。もっと奇跡を起こしたい!, 抗がん剤治療をした場合、余命は最短で48日(だったかな)~最長はなんと1800日!中間値が5~6か月だからといってあきらめるのは早いかなと。, ティアラはセレニア注で1週間痛い思いをしたからか、すっかり診察台でイヤイヤするようになってしまいました。エリザベスカラーをつけて検査したそうです。, ティアラの性格も考えて、Y先生も飲み薬の方をオススメしてくれました。毎週注射を打たれるのは相当ストレスだし、月一回なら飲ませることができると判断したからです。, 「軽症ならば、治療すれば長生きできるんじゃないか」「1分でも1秒でも長くティアラと一緒にいたい」そんな欲がでてきて選んだ抗がん剤治療。, 「一緒にいたいというのは単なる私のエゴなのでは?」「余命短いことを認めたくなくて延命治療で誤魔化そうとしてるの?」, いろんなことが頭の中をグルグルと回ります。でも答えはでません。ティアラは自力でご飯も食べるし、おしっこもウンチもします。生きようとしているのは確かです。, ただ、月一回に飲ませればいいというわけではなく…副作用で骨髄抑制などがあるため、最初の2か月は毎週血液検査をしなければなりません。, 往復2時間+待ち時間のストレスを考えて、やはり地元の動物病院に通院するのが現実的かなと思いました。もっと近かったら、このままY先生にお世話になりたかったのですが…, 地元の先生は、この飲み薬による抗がん剤治療の経験はないそうですが、引継ぎを快諾してくださいました。Y先生も協力してくださるそうです。, 別れ際、Y先生の「今後ともよろしくお願いいたします」という言葉が嬉しかったです。「引き継いだからもう関係ない」ではなく、最後まで自分の患畜として接しようという気持ちが伝わってきたから…, 東京大学動物医療センターのY先生、研修医のS先生、短い間でしたがお世話になりました。本当にありがとうございました!, 最後に、東京大学動物医療センターにてかかった費用はいくらでしょう?エコー検査や内視鏡検査や注射などいろいろ盛沢山で、合計15万円也!です。, ペット保険に入っていますが、窓口での対応はしていないとのことですので、後日保険会社へ請求しなければなりません。クレジットカードが使えたので助かりました。, 猫さんが病気になると治療費もかかりますね。でも愛しい我が仔のためです…小さな命を守るためならいくらでも諭吉さんを差し出します。頑張らねば!, 愛猫ティアラに本気で恋した40代♀。 千葉県在中。ティアラの生きた証を残したい一心でブログ書きました。, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。, 名前:ティアラまま 愛猫ティアラに本気で恋した40代♀。 千葉県在中。ティアラの生きた証を残したい一心でブログ書きました。 詳細プロフィールはこちら, 名前:ティアラ 2003年4月15日生まれのキジトラ♂。 2017年11月25日に14歳7か月で生涯を閉じました。精一杯生きたよ!, 東京大学動物医療センターへ内視鏡検査を受けに行ってきました。高齢猫なので全身麻酔をする内視鏡検査は不安でしたが、東大の先生を信じて。地元の動物病院ではわからなかった嘔吐の原因をつきとめ、早く原因治療へ進みたい!炎症性腸疾患or悪性リンパ腫どっち?, 猫の病気【悪性リンパ腫】にかかった実際の治療費をまとめました。猫が病気になると、やっぱり気になるのが治療費ですよね。同じ病気(悪性リンパ腫)でも、その仔の個体差や病気の進行状況で違ってきますが、一例として参考になれば幸いです。, 高齢猫なので全身麻酔が必要な内視鏡検査を受けようか悩みました。「高齢猫の全身麻酔は危険」という意見が多い中、よく調べてみると「年齢よりも個体の状態次第」のようです。高齢猫の全身麻酔のリスクを考え、迷いに迷った末に内視鏡検査の決断をしました。. 猫エイズとは、猫後天性免疫不全症候群と呼ばれることで知られています。エイズと言う呼び方から、敬遠されがちな猫の病気の一種です。皆さんは猫エイズに... World Health Organization Clinical Staging System for Lymphosarcoma in Domestic Animals. 鼻腔内に発生するため、鼻出血や顔面が変形したようになります。 高齢猫に多く見られ、慢性で難治性の嘔吐や下痢といった消化器症状のほか、食欲・体重の低下などが見られます。 また、副作用が出た際にはそれに対する治療の必要もありますので通院回数もとても多くなります。, 一般に猫のリンパ腫は犬と比べ治療に対する反応率と寛解率が低く、生存期間が短いといわれています。 内視鏡検査をするため全身麻酔をした愛猫ティアラは、瞳孔が開きっぱなしになるという視覚障害が出てしまいました。点滴のため毛を剃られた腕、バリカンされたお腹、虚ろな瞳…一言でいうと「ズタボロな姿」です。 検査当日の朝は、ご... 高齢猫が内視鏡検査のため全身麻酔をしたら、瞳孔が開きっぱなしになりました!全身麻酔の後遺症なのでしょうか。「瞳孔が開きっぱなし?どういうこと?」と必死になって調べまくりました。どうやら猫さんの場合、“まれに”、“たまに”ある後遺症らしいです。. されています。 しかし、猫白血病ウイルス(FeLV)に感染していなくてもリンパ腫を発症することがあり、その原因はよくわかっていません。 そこで、どうやってここまで症状が改善したのか、チャー君の体調の変化と対処について記していこうと思います。, ・令和元年5月12日 内視鏡検査により、高分化消化器型リンパ腫の診断を受ける。 この時の体重は4㎏ほどまで減少していた。 ステロイド錠 1錠/日で2週間経過観察, ・令和元年5月26日 血液検査ではTP(総蛋白)の値が高めに出る。 脱水、腫瘍、炎症などの原因が考えられるとのこと。 ステロイドを1/2錠/日で2週間経過観察, ・令和元年6月9日 血液検査にて大きな体調変化はないのでステロイド1/2錠/日で1ヵ月の経過観察, ・令和元年7月7日 超音波検査にて小腸部分に5㎜程の腫瘍が2つ見られた。 この時点で体重は3.9㎏程 ステロイドは同量のまま、2ヵ月の経過観察となる。, ・令和元年9月8日 血液検査にて大きな変化はないのでステロイド1/3錠/日で1ヵ月の経過観察となる。 ただ、体重減少が見られ、この時3.8㎏程, ・令和元年11月17日 超音波検査にて、腹部の腫瘍が大きくなっていることが分かる。 この時は腫瘍のサイズが7㎜程になっていた。 症状の進行が見られたため、抗がん剤治療を提案される。 抗がん剤は副作用の比較的出にくいといわれる、クロラムブシルという錠剤で、1錠/2日の投与で1週間経過を見ましょうとのことだった。 かなり悩んだが、症状の改善に期待して治療を行うことにした。 この時の体重は3.6㎏程まで落ちていた。, 進行が比較的緩やかとされる高分化型のリンパ腫でしたので、急激な症状の進行は見られず、ステロイド剤の投与のみで、前半は大分抑えられていたように思います。ただ、体重の減少は続いており、半年後には腫瘍の増大が見られたため、抗がん剤治療による積極的な治療を試みました。, 結果的に抗がん剤治療は失敗しますが、体力のあるうちに試せたことはある意味よかったのかなとは思います。, ・令和元年11月24日 血液検査においては抗がん剤による影響は小さく問題なし。 超音波検査では腫瘍のサイズが7㎜程から5㎜程になっており、縮小傾向にあった。 次の1週間はステロイド剤と併用して引き続き経過をみることに。 この時の体重は3.5㎏程まで減少していた。, 検査には表れていないが、この1週間はチャー君の様子がおかしく、落ち着きのなさや、無駄鳴き、食欲の大幅な減退など、明らかな副作用が見られた。, ・令和元年12月1日 血液検査ではTP(総蛋白)とCa(カルシウム)の値が上昇していた。これは腫瘍による影響が大きいと考えられるとのことだった。 また、超音波検査において腫瘍の増大が見られた。 抗がん剤は効いていないようだった。 また、脱水状態が見られたため、皮下点滴を受けた。, この時点で抗がん剤の中止を決めた。 抗がん剤を始めてからのチャー君の様子を見ているとかわいそうで仕方がなかった。 食欲がほとんどなくなっていたため、この時点で体重が3.4㎏まで落ちていた。, ・令和元年12月8日 超音波検査にて腫瘍の進行は見られず現状維持状態であった。 主治医の先生と相談して、今後はなるべくストレスを与えないような治療で経過をみていくことにした。 今後はステロイドを1/2錠/日の投与のみで進めていくことに。 抗がん剤をやめてから少し食欲が戻ってきたので、体重は3.5㎏まで回復。 サプリメントの効果も出てきたのかもしれない。, ・令和元年12月23日 超音波検査にて腫瘍の進行は見られなかった。 引き続き同量のステロイドで経過をみていく。, ・令和2年1月6日 超音波検査にて2つあった腫瘍の内1つが6㎜ほど、もう一つは見つけられないほどに縮小しているとのことだった。 食事の工夫や、サプリメントの投与などいろいろ試した効果が出てきているのかもしれない。, ・令和2年2月3日 超音波検査を行ったところ、腹部の2つの腫瘍のサイズが5.5㎜と2.5㎜程になっていた。 前回見られなかった一方の腫瘍がまた顔を出してきた。 この日からステロイドの投与量を1/3錠/日に減らして経過をみることに。, ・令和2年3月3日 超音波検査の結果、腹部の2つの腫瘍が両方とも見つからないほどに縮小していた。 体重も3.6㎏まで増えていた。, ・令和2年4月14日 超音波検査においては今回も腫瘍は見つからず、血液検査の結果も比較的良好とのこと。 引き続きステロイド1/3錠/日で経過を見ていく。 この時体重は3.8㎏まで増えていた。, ・令和2年5月19日 今回も超音波検査では腫瘍は見つからなかった。 体重は3.9㎏まで回復していた。 今後もステロイドの投与により経過を見ていく。, 現在は検査上は腹部の腫瘍が見られない状態であり、寛解に至ったと考えてもいいのかもしれません。, 今後も食事を工夫したり、サプリメントを試したり、試行錯誤しながら油断せず病気と付き合っていこうと思っています。, 与えているごはんや、ごはんの与え方。使用しているサプリメントなんかは別の記事で紹介していこうと思います。, 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。. 全身の発疹(数mm~数cm)、かゆみ、発熱、リンパ節の腫れを特徴とする「セザリー症候群」を併発しますが、他の皮膚病と外観が似ているため、鑑別は困難です。 FeLVが陽性の場合には、生存期間中央値は下がり、4.2ヶ月となります。 //